2016/09/18
こんにちは。
さて、今回はWindowsのご丁寧な、ある意味迷惑な機能、「VirtualStore」について書いておきます。
そもそも、なんでこんなことを書こうと思ったのか、ですが…
先日、ハンディ・オシロスコープというソフトでデータを記録していたわけですが…
インストール先の「C:\Program Files (x86)\HandyOscillo1.2\」に記録したデータが保存されているはずなんですが、エクスプローラーで開いても見つからないんです。
ところが、ハンディオシロスコープ内から「ファイルを開く」ダイアログで見ると、なぜだかあることになっているんですね…
記録が取り出せないので困った、ということで調べてみたところ、VirtualStoreという機能により、実際は、「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\HandyOscillo1.2」に保存されていたというわけです。
さて、これはどのような機能で、何のためにあるかという話ですが…
一般ユーザー(ソフトウェア)が、書き込み権限のないディレクトリに書き込みをしようとすると、以前のWindowsではエラーを返していました。
ところが、いつからか、Windowsが 勝手に %LocalAppData%にあるVirtualStoreディレクトリに書き込み、ソフトウェアには正常に書き込めたようにふるまうというものです。
管理者権限を持ったユーザーからすれば、結構不便な話です。
ちなみに、腹が立ったら、無効化してしまえばいいんです。
こちらのサイトが参考になります↓
ただ、無効にしたということは、管理者権限でソフトウェアを起動しないと、そのディレクトリには書き込めないということです。
今回の例でいうと、ハンディオシロスコープは、管理者権限を与えない限り、データを保存できなくなるということです。
万が一、管理者権限で起動し忘れた場合、どんなにいい記録が取れたとしても、保存することはできないわけです。それはそれで不便かもしれませんが…
どうするかはお任せしますが、何かあっても責任は負いませんので、自己責任でお願いします。
では、ノシノシ
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