4.0 メリアム・ウェブスターの学習者用英英辞書 投稿者
mouse 2014年1月9日
形式: ハードカバー | Amazonで購入 学習者用。 見出し語・成句 100,000。 発音表記は、アメリカの出版社ですが学習者用なので、IPAです。
見出し語・成句の数は、ロングマン、オックスフォードに比べると、少ないです。
3,000語のキーワードで、語義を定義しています。 語義は、1.フレーズでの意味の言い換え 2.用法の説明 という従来タイプ(句定義)と 3.フルセンテンス(文定義) の3通りで定義していて、それぞれ記号(コロン・ダッシュ・正方形)で区別しています。 語義は、的確で、わかりやすいです。 しかし、多義語において、他の学習者用英英辞書にあるような、語義の内容を簡略化して各語義の前に目印として置くサインポストはありません。 (ちなみに、コウビルドにもありません。) 語義は明解でわかりやすいのですが、その表現の仕方は、オックスフォード、ロングマン、コウビルドなどのイギリスの出版社の学習者用英英辞書とは、異なる気がします。
語彙の文法的な説明は、正確です。 しかし、語法の説明は、可算名詞・不可算名詞、自動詞・他動詞の区別などしかありません。 他の学習者用英英辞書は、語法の表示が工夫されています。 ex 1. ~ (make) sth for sb (オックスフォード) ex 2. take sb to do sth (ロングマン) ex 3. v n to-inf (コウビルド) 語法の説明が少ないので、利用者は例文から語法を推測しなければなりません。 コロケーションは、太字ではなくイタリック体で表示されているので、多少見つけづらいです。 (ちなみに、コロケーションは、ロングマンが充実しています。) この辞書は、よく使われるコモンフレーズを、太字で印刷しています。
レイアウトについては、最初に語義、その後に、句動詞とイディオムをまとめて、アルファベット順に掲載しています。 ちなみに、オックスフォードは、最初に語義、その後、句動詞とイディオムを分けて、アルファベット順に掲載しています。 ロングマンは、まず語義とイディオムとフレーズを別々に分けずに頻度順、その後に句動詞をアルファベット順に掲載しています。 コウビルドは、語義を品詞別にまとめないで頻度順( ex. 名詞 → 動詞 → 名詞 などの順番になることがある)、 次にフレーズを頻度順、最後に句動詞をアルファベット順に掲載するというレイアウトです。
アメリカ英語で、単語の意味(語義)がよく理解できる、良質の例文です。 例文数は、160,000 と豊富です。 見出し語の数が少ないので、その分、見出し語当たりの例文数は多くなっています。 多量の例文を読ませて、語義を理解させるというタイプかもしれません。
語義は黒、例文は青の2色刷り。 現在、アメリカの出版社としては、唯一の学習者用英英辞書です。 的確でわかりやすい語義と、良質な多数の例文が特色の辞書です。 まだ、初版(2008)なので、語法・コロケーションの表示やサインポストなど、今後の進化が期待されます。"
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