10 月の普通鋼受注の内需は前年同月比 11.1%減とマイナス幅が拡大。建設向けが
12.2%減、機械向けが 19.7%減、自動車向けが 10.6%減、造船向けが 11.4%増であ
った。五輪関連需要の一巡、米中貿易戦争、消費税引き上げの影響が出ているもの
と思われる。日本独自の鉄鉱石の値決め方式で 20/3 期 3Q は諸外国よりも割高な鉄
鉱石の契約価格となっているうえ、物流費、工事費など人手不足に起因した日本固
有のコスト上昇があり、輸出市場でのシェアが低下しているものと思われる。
米中貿易戦争の緊張緩和、景気刺激策もあり、2020 年下期には内需は回復すると
予想する。鉄鉱石も一時の高値からは調整している。よって、21/3 期の粗鋼生産は 1
億トン超まで回復すると弊社では予想するが、少子高齢化に伴う構造的な需要減も
あり、長期的には 1 億トン割れは常態化するリスクがあるだろう。
10 月の普通鋼受注の内需は前年同月比 11.1%減とマイナス幅が拡大。建設向けが
12.2%減、機械向けが 19.7%減、自動車向けが 10.6%減、造船向けが 11.4%増であ
った。五輪関連需要の一巡、米中貿易戦争、消費税引き上げの影響が出ているもの
と思われる。日本独自の鉄鉱石の値決め方式で 20/3 期 3Q は諸外国よりも割高な鉄
鉱石の契約価格となっているうえ、物流費、工事費など人手不足に起因した日本固
有のコスト上昇があり、輸出市場でのシェアが低下しているものと思われる。
米中貿易戦争の緊張緩和、景気刺激策もあり、2020 年下期には内需は回復すると
予想する。鉄鉱石も一時の高値からは調整している。よって、21/3 期の粗鋼生産は 1
億トン超まで回復すると弊社では予想するが、少子高齢化に伴う構造的な需要減も
あり、長期的には 1 億トン割れは常態化するリスクがあるだろう。
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