それでも英単語の暗記をすすめる理由 でも、受験や検定目的の人はこの話、関係ないです。読書習慣のない方も同様です。失礼しやした。
自分の考えやアイデアが人から全く理解されない。
周囲と付和雷同する気はさらさなないけど、「自分てなんか変?」、「微妙に頭悪いかも」、「行き詰まっている」と思っている人なら是非英単語を覚えることをススメます。
なぜかというと、日本人または日本語の社会に暮らしている人から理解されない考えやアイデアでも、英語を使っている人の中だと同じ考え方や役立つ発想を見つけることが出来るからです。まあ、10倍くらい話者人口が多いからね。
個人的なアイデアを独力で拡張するのは限界があるけど、同じ考えを持つ人がいれば対話から発展させることが出来ます。
一番最良な場合は、そうゆう人に出会うこと。ラフで技術的なアイデアをつたない英語で説明しても「お前のやりたいことは、つまりこうゆうなんだろ」と反応があります。
英語をやってよかったと感動しますね。
実際にその人に出会わなくても、その人が書いた記録に出会うことはもっと簡単です。ggrkればいいんですよ。その記録を読んでみると、自分では思いつかないあるいは体験できない状況での試行の跡を読み取ることが出来ます。残された文章と対談できるんです。
ここで最も大切なことは、自分の思いついたキテレツなアイデアは、「過去にどれくらいあった」か、そのアイデアには「名前が付いている」か知ることです。
名前が付いている場合はラッキーです。ここから発展させる情報を限界ギリギリまで引き出せます。全く別々に発展したアイデアを連携させて新しいアイデアを生み出せるようになります。んー、なんて独創的なんだ。
で、そうなるにはどうすればいいか?
英語の本が日本語の本と同じようにザクザク読めるようになることです。
高校卒業程度の英語の知識 (ただ通ってただけじゃダメだよ) の上に、英単語を9000語覚えればいいです。これだけ知ってれば、文芸書や古文書を除けば、知らない単語がちらほらでてきてもどんどん本を読み進められます。いわゆる速読や以前の投稿で紹介したまとめ読みも英語で出来るようになります。
高校卒業程度で3000−4000語(word family)なんで、それを2−3倍するんですね。学習経験の個人差によりますが6000語くらい新たに覚えて、遅くても2年くらいで終わると思います。
それに並行して興味のある英文を読み続けて、覚えた単語を使ってみる練習と長い文章を読む練習も必要です。
読みたくないものは読まなくていいよ。特に小説じゃなくてもいいです。
読書習慣を持っている人なら、確実にやり遂げられる分量です。
ここで一つポイント。超高頻出に使われる単語の理解にもれがあっていけません。それは高頻度につまずいて読書効率を低下させます。やさしいものほど完璧にお願いします。
2 リアクション, 2年前 # 暗記 # 英単語 # 読書 # reading # vocabulary # English # lingua franca # 多読